新作ベスト10
『シーリーン』(アッバス・キアロスタミ)
『ピンク』(ルドルフ・トーメ)
『7人の透明人間』(シャルナス・バルタス)
『夜明けの向こう』(フィリップ・ガレル)
『ある金髪女の奇行』(マノエル・ド・オリヴェイラ)
『パリ・オペラ座のすべて』(フレデリック・ワイズマン)
『スペル』(サム・ライミ)
『プッチーニと娘』(パオロ・ベンヴェヌーティ)
『リバプール』(リサンドロ・アロンソ)
『鳥の歌』(アルベルト・セーラ)
…劇場公開作が2本、映画祭上映が2本、輸入DVDが3本、その他が3本。
劇場公開作に限れば、イーストウッド2本、エイブラムス、ジャームッシュ、アルジェント、タランティーノ、マンゴールド、トニー・スコット。
とはいえ、映画史と独自の距離を取ったモンテ・ヘルマン、マイケル・マン、佐藤央にこそ注目したいと思った1年です。
『吉野葛』(葛生賢)の6年越しの劇場公開が、もっともめでたいニュースだったと思います。